ヒメマスのこと

ヒメマスを買いに西湖の漁協へ行ってきました。
いろんな話をきかせてもらいました。
何年かおきにヒメマスは産卵のために湖から漁協への小さな魚道を遡上するそうです。
漁協を故郷だと思ってるのがかわいいですね。
狭くて短い魚道がヒメマスであふれかえるのを見てみたいものです。

買ったヒメマスは燻製にしていただきます。

柿の渋み


日帰り温泉の玄関前に小さな柿の成る木が生えています。

たぶんマメガキだと思います。

熟れてきたので食べてみると、とても甘いのですが渋みも残っていました。

渋みはタンニンで、種が成長する前に鳥に食べられるのを防ぐ役割のはずです。

なので渋みが抜けたらすぐに鳥に食べられてしますのでしょう。

今のうちにもいで干してみます。

皮がうすいので半分は皮をむかずにそのままやってみます。

どうなるでしょう。

さて、渋みが防衛手段と考えると甘柿って何なのでしょうか。

成熟する前に渋みがなくなっているというのは致命的な気がします。

でもそれが人に有難がられて残っていくのですね。

何が正解かわかりませんね。

湖中のゴミ拾い


繁忙期も終わり、少し時間に余裕ができたので毎日の仕事場とさせていただいている湖の清掃をします。

リゾート前のくわるび浜からスタートして、ほんの100メートルほどしか進んでいないのですが、沢山のゴミがありました。

普段から気づいているはずなのに、すぐに取れないものだから見て見ぬふりをしてしまっていました。

場所柄、ワームや釣り糸も多く見つかりました。

鵜など、水鳥が飲み込んだり、身体に絡まったりもするでしょう。

ビニール袋やプラスチックゴミなんかも誤って食べてしまう可能性もあるでしょう。

「ゴミだからダメ」ではなく、実物を見て、そのゴミがどういうことを引き起こすかを考えるともっとリアルになるような気がします。

子どもたちに向けて、実際にゴミを拾って、そんなことを考えるプログラムを作りたいと思います。

役目はまだ終わっていない


湖畔の柳の大木が枯れて伐採することになりました。

切られた木の中からはミツバチやアリ、他にも沢山の虫が出てきました。

突然引越しを迫られた形です。

枯れても沢山の生き物の住処となり、あと数十年は役割があったのでしょう。

そして最後は土に還っていくはずでした。

倒れて、もし近くに人がいたら危ないということで伐採となりました。

伐採された柳は薪になる予定です。

出来ればまな板なども作りたいと思っています。

大雨の役割


昨日からの大雨で湖が増水しています。

雨によって山から土と栄養が運ばれてくるのか、ヘラブナやコイはここぞとばかりに浅瀬に集まっています。

雨によってできた水路を登っていこうとするところを見ると産卵場所を探すための行動にも見えます。

釣り人にとっては絶好のタイミングなのでしょう、何人かは朝から雨の中を湖上に出ています。

それぞれの戦略


ソメイヨシノが散り始め、葉桜になる。

すると今度はすぐ隣のオオシマザクラが満開になる。

ソメイヨシノは花のあとに葉がでるが、オオシマザクラは同時か若干、葉のほうが早いくらいだ。

普通に考えるとこちらのほうが素直な気がする。

しかしモクレンや桃なども前者だ。

この違いはなんだろうと思い調べてみた。

諸説あった中で一番しっくりきたのは受粉方法の違いだった。

花粉を風で飛ばすなら葉がないほうが飛びやすく、虫に運ばせるなら、虫が鳥から隠れられるように葉があるほうがよい、というもの。

風まかせよりも虫に運んでもらうほうが受粉の効率はあがるだろう。

しかし花を先に咲かす選択はライバル達に先んじることはできるのかもしれない。

ただ葉が後の場合は光合成ができず冬に相当なエネルギーを蓄えておく必要があったりもするだろう。

結局のところ何が本当なのかはわからない。

それでも皆、その環境下で其々の生存戦略を選択しながら長い年月をかけ進化してきたのだ。

そしてわたしたちもそのひとつなのだ。

春の訪れ


凍っていた大地が融け始め、あちこちで蒸気が立ち昇っています。

春ですね。

ハタオリマチ


時間ができたので「FUJI TEXTILE WEEK」へ出かけてきた。

千年以上続く機織りの歴史をもつ富士吉田。

耕作に適さない土地のため、養蚕が盛んになり、織物の町として発展していく。

全国各地から繭が集められ、富士山の噴火で出来た溶岩洞穴で保管されたりもした。

最盛期は頻繁に市も開かれ、全国各地から商人が集まり賑わった。

市場の西側は「西裏」と呼ばれ、歓楽街とし栄えていった。

基幹産業は養蚕と機織りで女性が中心となり、男達は行商にでるようになる。

帰ってきた男達は機を織る女性の手を止めないようにと炊事を受け持った。

こうして男性の強い力で打った太くてゴツゴツした武骨なうどんが生まれる。

やがて昼時だけ民家を開放して全国から来た商人や富士参詣者に提供し始め、「吉田のうどん」として名物となっていく。

しかし昭和も後期になると、他の多数の産業と同じように海外からの安価な製品が入ってくることで衰退していった。

その後、生産量調整のための織機共同廃棄事業により、町の約4割の織機が破壊された。

そんな苦難を経て今、新たな世代の人達が従来とは違う視点から富士吉田の織物に焦点を当てて「ハタオリマチ」を復活をさせている。

新しい「何か」を取り入れながら千年以上続く技術と伝統は今日も紡がれていく。

気嵐


連日気嵐が起きています。

西湖の秋の風物詩です。

水温と気温の差が10度を超える風のない朝に発生しやすくなります。

ここから一ヶ月くらいは幻想的な朝霧に包まれた湖が見られる可能性が高くなります。